香川が生き残る道

CLソシエダ戦。
モイーズ監督から「中に入れ」という指示があり、終盤はトップ下で躍動。
フル出場し評価を高めた。

そして昨日のストークシティ戦。
左サイドで先発し、みんなが見たがっていたルーニーとペルシーとの共演。
結果、運良く逆転勝ちしたものの、香川は活躍したとは言いがたい。
ソシエダ戦と同様にある程度の自由は与えられていたと思う。
しかし中に入りすぎて前線が渋滞を起こし効果的とは言えなかった。
全体のバランスを崩しているように見えた。
後半交代させられるかと思ってたけど、フル出場できたのは収穫かな。

昨日の香川のヒートマップ
heatmap-kagawa.jpg

一般的なサイドの選手
heatmap-side.jpg

■香川が生き残るためには

1.トップ下で起用してもらう。
ルーニーが好調なため怪我でもしないかぎり難しい。
ペルシーが絶不調または怪我などで、ルーニーがトップに入る事があればありえる。
前提として香川自体も試合数を増やして評価を高めておく事。
確率は低い。

2.左サイドの仕事を徹底する
サイドの仕事をしつつ、たまに中に入る。
ロッペンみたいな感じかな。
適性が違うため難しい。

3.周りとの連携を高める
ドルトムントでは香川が中央でボールを持つと、パスが来る事を信じて走る選手が多かったため、香川のパスが生きた。
しかしマンUでは違う。
ペルシーはトップに張って放り込みを待ってる。
ルーニーは中央で停滞し自分がラストパスを出したい。もしくは左右に散らせる役目。
サイドの選手も守備を放棄してまで前線に走らない。
香川の特性をまだ十分に理解していない事とまだ信用が足りてない。
あと、ポジションチェンジについてもっと連携を高めなければならない。
香川が中に入ったら誰かが左に流れる。
そういう約束事を作れば、渋滞も起きずにスペースを有効に使える。

どれもすぐには難しい。

理想は、コンスタントに出場し、2→3→1と順次変えていく事かな。
無難に左サイドをこなしつつ、たまに中央に入って決定的な仕事をする。
結果を出し続ける事で中央香川の信頼を得る。
周りも香川を生かすための動きが増えてきて中央香川の輝きが増す。
そして試合によってはトップ下で使われるようになる。

いずれにしても、皆一流の選手で香川のために試合をしているわけではないから、まずは起用されるポジションでしっかりと力を示し続けなければならない。
今はとにかく結果が欲しくて空回りしている雰囲気も感じる。
ゴール・アシストだけが結果ではないから、出た試合で地道に評価を高めていってほしい。

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