サッカー日本代表が健闘している理由

ワールドカップ本番前の強化試合で4連敗した日本代表が、なぜ1次リーグを突破できたのか?
開幕前は「なんで小笠原と小野を選ばなかったんだ!」「大久保を過大評価しすぎだろ」と岡ちゃん批判をしていた俺が分析してみる。(岡ちゃんごめんね

新フォーメーション
アンカーに阿部を置く事で攻守のバランスが良くなった。
センターバックの闘莉王・中澤とボランチの長谷部・遠藤の間に阿部がいる事で、後ろの二人は守りやすく、前の二人は攻めやすい。
攻守のバランスだけ見ると、攻撃が一人減って守備が一人増えて、以前より守備的な布陣なのだが、展開次第で攻撃と守備の比重が変わる中盤の二人が、阿部が後ろにいる安心感で、前がかりにプレイできるようになり結果的に攻撃も厚くなった。
また、センター軸が安定する事により、運動量が多い左右の大久保・松井・長友が長い距離を駆け上がりチャンスを作る。それが得点に繋がっている。
このフォーメーションでは全ての選手が個々の持ち味を生かせていると思う。
ワールドカップ直前のイングランドとの強化試合、俊輔が不調という事で急遽試したこのフォーメーションで善戦できたのが大きい。
それでこの布陣に対する自信がついて、その後のコートジボワールとの強化試合、そしてワールドカップ本番へと、試合する毎にしっくりきている。

本田のワントップ
それまではアジア予選で絶好調だった岡崎のワントップが多かったが、その後の世界の強豪との試合でなかなか結果が出せなかったため、本職ではないミッドフィルダーの本田がワントップで最前線にきた。
前の記事にも書いたけど、最前線で本田がキープする事により、他のメンバーが攻めあがる時間を稼ぐ、日本の選手の中では有名なほうので、ディフェンダーのマークが多くつく=他の選手が動きやすくなる。
キープする事でいい位置でファウルをもらい、フリーキックできる確率も上がる。
野球だとよく打つ選手は四球で敬遠されるが、サッカーだといい選手はファウルをよくもらう。
1次リーグを戦った32カ国の全選手の中で一番ファウルを多くもらったのは、メッシでもクリスチアーノ・ロナウドでもルーニーでもなく、本田だった。
それだけ、高い位置で本田にボールをキープされるのが、相手は嫌だった。
被ファウル数2位は中澤。よく守る中澤を抜くために相手はファウルを犯してしまう。
攻守の要であるこの二人がよくファウルをもらうという事が日本の強さを物語っている。

俊輔外し
俊輔の持ち味はフリーキックと、前線へのキラーパス。
全体的に技術レベルは高いが、フィジカルはそれほど強くなく、体を張ってキープするのは苦手。
自分はそんな動かずに味方を走らせ、決定的なパスを供給するタイプ。
足の速いフォワードがたくさんいれば俊輔も生きてくるが、今の日本のスタイルは堅守からのカウンターがメインのため、前線に人数が少なく、俊輔がボールを持っても決定的なパスを出す場所が無い。
出す場所が無ければそのままキープか中盤でボールを回すしかなく、結果的に攻めが遅くなるか、フィジカルが弱いためボールを取られる事になる。
岡田監督の一番の悩みは、俊輔と本田の共存だった。
本田もスピードがある選手ではないため、俊輔とプレイスタイルの相性が良くなかった。
いろいろなポジションを試しても結果が出てこなかった。
となると、どちらかを外すしかなかった。
経験も実績もある俊輔を外すのが怖かったと思うが、直前で吹っ切れて外す決断をしたのが大きい。
でも、勝利後の選手の輪の中に10番の姿があまり見えないのが寂しいなぁ。
他の控えの選手は走り寄って一緒に喜んでるのに。
こういうところがダメなんだろうなと思う。
まずは前髪を切るところから始めよう!

本田が思ったよりわがままじゃなかった
オランダの2部リーグで活躍し、急に脚光を浴び始めた本田圭佑。
「俺が俺が」という性格とビッグマウス。
中田英寿と同じようにチーム内で孤立するのではないかと思っていた。
ヒデは「このままじゃ勝てない」等、チーム批判とも思える発言をして孤立していった。
世界のトップレベルで戦ってきたヒデの言ってる事は正しかったが、結果的に良くなかった。
しかし、本田は違った。
デンマーク戦で自分がフリーキックを決めたあとは、次のフリーキックを遠藤に譲った。
点が取れなくて悩んでいた岡崎に試合前「俺も点取るから、オカお前も取れ」と言い、後半、交代で出てきた岡崎に決定的なパスをお膳立てし岡崎が決めた。
ある意味、全ての得点に本田が絡んでいた。
年齢が若いというのもあるかも知れないが、それほど我を出さずにチームワークを重視している。
この試合は本田のベストゲームといえるだろう。
試合後のインタビューで「先に1点決めてなかったら、2本目のFKの時にどっちが蹴るかで喧嘩したかもしれない」
自分がシュートをしてもいいタイミングで岡崎にパスした事も「あそこで2点目を取れないのが、俺がストライカーになれない理由」
本気か冗談か照れ隠しなのかはわからないが、おどけて言っていた。
テレビで日本代表の練習やインタビュー等、試合外のシーンを見ていてもチームの雰囲気は良さそうだ。
長谷部、長友、川島などは顔からも気迫が伝わってくる。(松井はいつも眠そうであるが
前髪の奥から上目遣いでボソボソと喋る誰かさんは、もはやマイナス要素でしかない。
たぶん、チーム内にネガティブが感染しないように、ベテランの川口あたりがうまくまとめてそうな気がする。

ここまでの総評
世界の強豪チームと比べて日本代表に足りないのは、高さと目の覚めるようなシュート力かな。
高さは身体的な事だから仕方が無いとして、シュート力はもう少し欲しい。とくに大久保w
まぁ技ありのシュートでカバーできてるから大丈夫か。
あとは世界と比べても全然見劣りしてないね。
世界トップクラスの選手を擁する強国が、内部分裂で敗退している。
日本代表がここまで躍進した一番の理由は、チームワークだと思う。
日本人が最も好む和を重んじるタイプのチーム。
個人の技術では敵わなくてもチームの総合力で勝ててる。
1次リーグで選手が走った合計距離も全チーム中2位。
岡田監督が掲げる「攻守に渡り90分走り続ける全員サッカー」ができてる。
この調子でチーム一丸となって、明日のパラグアイ戦も勝ってほしい。

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4件のフィードバック

  1. こんばんゎ☆
    ワールドカップ盛り上がってますよね!
    ちゅわこはむったどテレビでやっちゅーのば見らさるのど、
    職場の人が
    「やっぱ高地対策やってるだげあるな~」
    だのって語ってらのば口開げで聞いでら程度ですが…
    (ほんずねすぎでスミマセン><)
    前評判がうだでぐ悪がったのに(監督まいねとが…)
    いざ始まったっきゃすげーですよね!
    守り主体だはずだのにこの快進撃はなして?
    ってずっと思ってだばって(汗)
    俺様の解説拝見してなんとなぐ分がってきました~(ありがとうございます~♪)
    パラグアイ、強豪だみてですが、この勢いで勝ってほしーですよね!

  2. 俺も「岡ちゃんまいね」って言ってらったw
    んでも、俊輔を外す決断をするまでは優柔不断でまねがったべ
    やっぱそれが足かせになってだんだべな
    パラグアイ戦、けっぱって勝利だっ!

  3. 俊輔外し、岡ちゃんは大バクチに打って出たんですね~;
    どこかの賭博とは全然違う大決断だったと思います^^;
    今日は起きていようかなぁ。。。w

  4. 延長そしてPKと長くなったけど、起きていられたかな?
    ギャンブルはほどほどにしないとダメだよねw

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