アカハライモリ(小型魚混泳水槽におすすめの両生類)

我が家の水槽には、グッピー、モーリー、プラティ、テトラ、コリドラス、プレコ、オトシン、タニシ、アカハライモリなどが混泳している。
この環境でおすすめしたい種があったら都度紹介したいと思う。
それぞれ何十匹も飼っているわけではなく個体差もあると思うので参考までに。

▼おすすめポイントの優先順位
◎気性
同種で喧嘩するか、他魚へどのくらい干渉するかなど、混泳する上で一番重要。
◎行動
愛嬌があったり鑑賞する楽しみの多さ。臆病で全然姿を見せないのはNG
◎見た目
個人的な好み。
◎餌の難易度
給餌時が一番活発に動くので食べる様子や偏食具合など。

アカハライモリ(小型魚混泳水槽におすすめの両生類)

▼名称:アカハライモリ

◎気性
小型魚に比べると体も大きいので混泳可能か心配していたが他種には全く干渉しない。
コリドラスに乗られたり、逆にコリドラスの頭の上に足を掛けて立ったりしてる。
それくらい熱帯魚にとっては空気。

ウーパールーパーもそうだが、アカハライモリも目が悪いらしく動かない餌でも食べるのが下手なので、仮に他魚に干渉したとしても泳いで逃げる魚を捕食するのは難しそう。
ただし、糞を餌だと思って口に入れる魚と同じで、物陰でじっとしてる稚魚とか、目の前の口に入るサイズの漂っているものは餌と認識してゆっくり近づいてパクっといく事がある。
低打率のホームランバッターのように命中率は悪くても事故は起きるから稚魚サイズは混泳しないほうがいいかも知れない。

◎行動
餌の時と水面に空気を吸いに浮上する時以外はほぼ動かず隠れてる。

◎見た目
両生類や爬虫類などに苦手意識がなければ、魚以外で混泳できる種類として、エビや貝よりは見た目も動きもコミカルでおすすめ出来る。

◎餌の難易度
人工飼料でも天然飼料でも浮上性でも沈下性でも、口にパクっと入るサイズなら何でも食べるが、目が悪いので極小粒や粉っぽいのは食べにくそう。
直径5mmくらいで平べったいコリドラスのタブレット餌も頬張っては出して頑張って食べるが、食べやすそうなのは1mm~3mm程度。

◎環境
陸地を設けなければならないとの意見をよく見るが、アカハライモリの成体の場合陸地はいらないと思う。
シリケンイモリの場合は必要。

最初はそれらの意見を鵜呑みにして、浮島や流木などで水上スペースを設けていたが、一度もそのスペースに登った事はなかった。
水面から顔を出せる程度の高さの流木や水面近くまで伸びた水草に乗ったり、フィルターのパイプ、ヒーターのコード、吸盤などに手足を掛けている事はあるが、おそらく無くても問題ない。
ただ、そのような姿も見たいし、イモリにとっても何もないよりは楽しそうだから、陸地とまではいかなくとも水面から顔を出せる程度の足場的なものはあったほうがいいと思う。
また、浮上性の餌を食べさせる場合、目が悪く泳ぎながら食べるのは空振りが多いから、水面近くに留まれる場所があると効率的。

ストレス緩和のために隠れる場所もあったほうがいい。
うちでは石に活着したウィローモスが重なり合いながら成長し、蓑(みの)のようにレイヤー状になっていて、その中に隠れている事が多い。
まさに隠れ蓑。

あと、フタは必ず必要。
最初は全く逃げ出すような姿を見せないので本当に必要か?と思いながらもメッシュのフタをしていたが、真冬のある日、朝起きると動く黒い物が視界に入り、ん?と思い見てみると、ゴミ箱の陰からホコリまみれのアカハライモリがトコトコ出てきた。

蓋はコードやチューブ類を出すために加工していたが、その数mm程度の隙間から脱走したと思われる。
パッと見ではイモリの体が通るような隙間には見えない。
今はスポンジを詰めて隙間は無くしている。

青森の真冬だと室内でも夜中は5℃程度まで下がる。
捕まえた時は体が冷たく動きも鈍かったが今は元気に暮らしている。
丈夫だ。

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