【女子ダブルス決勝】世界卓球2019誤審問題【伊藤美誠&早田ひな】

サッカー以外のスポーツでも日本人選手が出場する国際大会はそこそこ観る。
今回も世界卓球を数試合、女子ダブルスも日本人対決の準決勝と決勝は観た。

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日本卓球協会、誤審問題で国際卓球連盟に抗議文送付
【ブダペスト28日=三須一紀】卓球の世界選手権個人戦で、伊藤美誠(18=スターツ)早田ひな(18=日本生命)組が中国の孫穎莎、王曼■ペアに敗れた女子ダブルス決勝で起きた「誤審問題」で、日本卓球協会が国際卓球連盟(ITTF)に抗議文書を送付したことが分かった。誤審と表現し、審判の不誠実な対応に強く抗議した。
2-2で迎えた第5ゲーム。得点9-9から早田のサーブに中国選手がレシーブミスし、サービスエースかに思われた。しかし、サーブがネットにかすったと審判が「レット」の判定。大型スクリーンにはスローモーションで、ネットに当たらず相手コートに球が入る映像が流れた。2人はスクリーン映像を「見て」と審判に抗議。それでも判定は覆らなかった。※■は日の下に立)

この誤審はサッカーに例えるなら、2-2で向かえた後半30分に明らかなPKファールを見逃されたような、それくらい重要な局面だった。
たらればになるけど「もしあそこでPK取ってもらえてゴールが決まったら1点リードになって勝てた可能性が高かったのに…」という試合の流れが大きく左右される場面。
精神的なダメージも少なからずあったように見えたし、そのゲームを落として結果的に逆転負けしてしまった。
映像で見るとネットには触れていないように見える。
ただ、サーブのトスが16cm以下でもやり直しになるようだから、ネットじゃなくてトスの低さだという声もある。
もしトスの低さが問題なら第5ゲームまでの間にも怪しい事はあっただろうし、卓球は詳しくないけど注意とかは無いのかな?
他のスポーツだと紛らわしい場合は「次やったらペナルティー取るよ」と警告や注意するケースも多いよね。
それが無くていきなりあの場面であの判定はきつい。
そういえば吉村真晴と石川佳純のペアと中国ペアの混合ダブルスの決勝も観てたけど、その試合でも誤審があった。
その時は日本ペアに優位なインの判定だったけど、
吉村・石川ペアは「いや入っていない」と申告して、中国ペアのポイントになった。
さすが日本人は正直だなと感心したし、同時に日本人として誇らしく感じた。

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【卓球】吉村/石川 連覇逃すも3大会連続メダルの快挙<世界卓球2019>
26日、世界選手権の混合ダブルス決勝が行われ、吉村真晴(名古屋ダイハツ)/石川佳純(全農)のペアが、許キン/劉詩ブンの中国ペアと対戦した。前回2017年ドイツ大会で金メダルを獲得した吉村/石川ペアであったが、中国ペアの壁は高く、惜しくも敗戦。2大会連続での優勝とはならなかったが、3大会連続メダルの快挙を成し遂げ、今大会では日本に最初の銀メダルをもたらした。
まず1ゲーム奪いたい日本ペアは、台上でのプレーに活路を開く。細かな技術で先手を取り、ラリーを早い段階で終わらせることに成功。大きくリードを広げた。徐々に点差を詰められて10-7の場面、石川のフリックがエンドラインの際どいコースに。審判は一度日本ペアのポイントと判定したが、日本ペアが入っていない旨を申告。フェアプレー精神を見せた二人に会場から拍手が送られると、このゲームを日本ペアが奪い返した。

女子ダブルス決勝は審判が中国系だったとかビデオ判定導入すべきだとか、いろいろ騒がれてるけど、中国ペアもネットには触れていないことはわかっていただろうし、個人的には中国ペアが審判に申告もしくは説明を求めなかった事が残念。
あといずれの試合も決勝で中国に負けてしまったけど、直後のインタビューで最初から「メダルおめでとう」では選手がまだ気持ちの切り替えができず答えにくそうだった。
負けた直後は銀メダルを取った事より、決勝で負けた事に対する悔しさのほうが強いだろうから「いやー惜しかったですね」から始めて「それでも銀メダルは立派です」みたいな流れが自然だよね。

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