ちょこまかフットボールのススメ

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守備に不安があったり、なかなか前線にボールが運べないから、攻撃の選手もポジションを低くしなければならず、そのせいでボールを奪っても攻めが遅くなる。
選手の上がりを待つために本田のキープ力が生きるけど、前線の枚数が揃った頃には、相手の守備もガッチリ固められる。
あとは、こねくり回してボールロストするか、苦し紛れのへっぽこシュートを打つしかない。

悪循環。

ザックがオプション戦術としている3バックについて、下がり過ぎて5バックになるのは良くないと解説者なんかがよく言うけど、それと同じでどんなフォーメーションでも必要以上に守備を意識すると攻撃が遅くなってしまう。

それならば最初から守備を増やしたほうが攻撃も生きるのでは?
出来ない事を無理矢理やろうとしてるから、うまくいかないのでは?

南アフリカW杯で健闘した4-1-4-1か、ピラミッド型の4-3-2-1のほうが日本代表に合ってると思う。
今の日本のレベルでパス回しを多くするとどうしてもボディコンタクトが多くなる。
バルサくらいのレベルになると逆になるんだろうけど、フィジカルで劣る日本代表の場合、体を当てるよりも小回りを利かせてかわしたり、ファーストタッチでいなしたりするほうが得意な選手が多い。
現状ではポゼッションサッカーより確実にカウンターサッカーの方が向いてる。

ドイツブンデスリーガの強豪レバークーゼンなんかは4-3-2-1だけど、前線の3人だけでめちゃくちゃ攻撃力がある。
このクラスになると弱者の戦い方というのは語弊があるけど、世界のトップクラスと戦うためには、ポゼッションを高めるバルサスタイルよりも堅守速攻のほうが通用する。
チェルシーのようなドリームチームがそれをやると、アンチフットボールと叩かれるけど、弱者の日本がやっても叩かれるわけがない。

堅実な守備から前線にボールを配給し、前線はコンパクトなパスワークで相手をいなし、なるべくボディコンタクトを減らしてゴール前に侵入する。
ペナルティエリアにさえ侵入してしまえば、ファールが怖いから体を激しく当てられる事も少なくなる。
このような日本人の特徴を最大限に生かしたちょこまかサッカーにシフトしたほうが機能するのではないかと思う。

安全なパス回しからの可能性の低い攻撃よりも、少ない枚数でギャンブル要素の高い際どい攻撃をする。どちらも確実性は低いけど、今の日本代表なら後者の方が可能性がある。
ようは香川や乾が得意なセクシーフットボールだよね。
日本人の機敏さを生かし、フィジカルとシュート力の弱さをカバーする。
ゴールにドリブルやパスでいい。

これなら前線にセレッソ勢を並べたり、佐藤寿人あたりが代表入りしても面白い。
本田のキープ力が注目されがちだけど、日本人に合ったスタイルは体を張るよりも、ネズミのようにちょこまか動き回って捕まえられない事だと思うんだよね。
そのほうが、オプションとして本田のキープ力や遠藤の展開力ももっと生きてくるはず。

あと、今の代表選手は目標を高く持つばかりにプライドまで無駄に高くなってしまってる気がする。
コンフェデ杯はもう仕方ないとして、東アジアカップでもっと若手や他の選手を試して、チーム内の競争力を上げてほしい。

本田はもう何年フリーキック決めてないのかな?
それを本田に言える強さが競争力になる。
本田を王様にしておけば、本田自身も成長しない。

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