111

2女性遺体 姉妹と確認 札幌のマンション
 札幌市白石区のマンションの居室で20日、遺体で見つかった40代とみられる女性2人は、道警のその後の調べで、この部屋に住む無職佐野湖末枝(こずえ)さん(42)と恵さん(40)の姉妹と確認された。
 札幌白石署によると、司法解剖の結果、佐野さんは昨年12月下旬~1月上旬に脳内血腫による病死、恵さんは1月上旬~同中旬に凍死したとみられる。

姉の携帯電話の発信記録に『111』に何度もかけた形跡があったらしい。
知的障害を持つ妹さんが、姉が急死した後に『110』や『119』のつもりでかけたんだろね。

『111』って、調べてみたら回線テストに使う番号らしくて、かけて繋がって、切った後に、正常に受信できるかテストするために、自動で向こうからもかかってくるらしい。
無言の電話に助けを求め、諦めて切った後に電話が鳴り、また助けを求めて…。
その姿を想像したら、本当に痛ましくて悲しい。

今は、ネット検索で一文字間違っても、「もしかして○○」などと、正確な情報へ導いてくれる。
110番とか、非常時に使う番号だけでいいから、押し間違えそうな近い番号は空けておいて、たとえ押し間違えても、音声アナウンスで誘導とかしてくれるようにできないもんかな。
携帯電話自体にそんな機能があってもいいね。
例えば、110番に近い番号を3回かけたら、音声と画面表示で正確な番号を案内とかさ。

今は「ゴキブリ退治して!」とか非常識な110番も多いみたいだし、自首してもいたずらだと思われて追い返されたりするような世の中だから、警察に繋がったとしても何の保証も無いわけだけど、この姉妹の件は切なすぎるよ。

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