前回の記事で縦読みを仕込んでいて思い出した。
日本は昔から縦書きの文化だった。
上から下に読み、改行により左の行へ。

 店 商 木 鈴

昔の看板などで見かける逆読みもこの仕組み。
横長の看板で文字を下に連ねるスペースが無いために1文字ずつ改行するとこのようになる。
最近は左から右へ横書きする事が多いから、右から左に読むのは違和感あるよね。

逆読みを見かけるのは、古い写真とか看板だから、雰囲気ですぐに逆読みに気づく事ができるんだけど、俺がいい加減にしろって思うのは車両等の側面の逆読み。
進行方向から読ませたいのか、前面のほうから読ませるタイプがある。
電車のように長くて全体が把握できない物や、道路の右側に「交」「通」「安」「全」等、1文字ずつ距離を置いて設置するような看板は、まだ理解できるけど、普通の自動車で進行方向を意識した逆読みは必要か?

まず動いてる車の文字なんて見ない。
ほとんどが信号等で停止してる時だと思う。
よって進行方向は関係ない。仮に動いてる車の文字を読むとしても、動いてる車の文章を認識するためには、車輛全体が視界に入るくらいの距離が無ければ難しい。
と言う事は、進行方向なんか意識せず、一般的な左から右のほうが読みやすい。

 橋 高 の 肉

「にくのたかはし」ならまだ読めるけど、

 田 村 の 木 材

「ざいもくのむらた」だったら、
「たむらのもくざい?」とか紛らわしい事になる。

左から読むことに違和感を感じる人はいないけど、右から読むことに違和感を感じる人は多いはず。
そろそろやめたほうがいいと思うよ。

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2件のフィードバック

  1. 車が走っている時なんか、『今何て書いてあったっけ?』って首を捻りますもんネ^^;
    『ハシタカの肉』・・・何だか値段が高くて手を出しにくいイメ~ジが(笑)
    私はどっちからでも読めるのが好きなんですが(『肉のヤマヤ⇔ヤマヤの肉』)なかなかありませんね~w

  2. 青森市には「ガクハクガ」という看板を掲げた久我額縁店があるよw

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