【混泳不向き?】バルーンモーリーの攻撃性について

メイン水槽にはいろいろな種類の生物がいるため、赤虫等の天然飼料やフレークタイプ、沈下性の餌など、常時複数の餌を用意している。
全ての種がなるべく餌にありつけるように、その中から今日はこの4種類といった具合に調整して同じ時間に与えている。

浮上性の餌を食べられる種は沈下性の餌も食べる事が多く、同時に与えると先に浮上性の餌を食べ尽くし、そのあとで沈下性を狙いに来る。
コリドラス等は沈下性しか食べられないため、同時に与える事で浮上性の餌が尽きるまでは、底はコリドラスの独断場となり毎回ある程度の食を確保できる。

ここから表題のバルーンモーリーの話。
バルーンモーリーは人間によって改良品種で野生には生息していないらしい。
金魚にも当てはまるが、人間の好みに合わせてずんぐりと可愛らしい姿に改良された品種は泳ぎが苦手。
そのため、餌の争奪戦に負けて食べられない事がないように注意しなければならないというのがセオリーだが、我が家のバルーンモーリーはちょっと様子が異なる。

我が家には白と黒の2匹のバルーンモーリーがいて、どちらも普段は愛嬌があって可愛らしいが餌の時は食い意地がすごく豹変する。
泳ぎが苦手だから知恵をつけたのだろう。
浮上性の餌は泳ぎが達者な魚に負けるからか、最初から沈下性を狙いに来る。
真っ先に狙うのはどの餌よりも大きめなコリドラス用のタブレット餌。
本来、タブレットタイプはゆっくりと解けていくので、通常はコリドラスたちが仲良くまたは代わりばんこにつついて平和的に食べるのだが、バルーンモーリーの場合、これを突いて動かし狭い行き止まりスペースに運ぶ。
そうする事で邪魔が入りにくく独り占めできるのだ。
そして他の魚が来ようものなら、サイズの大小種類を問わず、突いて攻撃し追い払う。
しつこく追う事はない。

ゾーンディフェンスの達人。

少し前に尾ひれが大きく綺麗なグッピー・メデューサ♂をお迎えしたのだが、2日目にして尾ひれが無くなってしまった。
元気で順調に回復中だが、スパッと根本から切れていたので、おそらくどこかに引っ掛けて切れてしまったと思われる。
攻撃性を見せるのはバルーンモーリーしかいないので、もしかしたら食いつかれたか、攻撃されて驚いて逃げた時に引っ掛けた可能性は否定できないと思い、しばらくはバルーンモーリーはサブ水槽に隔離することにした。

【混泳不向き?】バルーンモーリーの攻撃性について

昨日は帰宅して見たらヒーターとガラスの隙間に挟まっていて死んだかと思ったが救出したら元気だった。
お茶目でかわいいやつ。
ライバルが少なければ穏やかに過ごしているようだ。

動物・ペット 】カテゴリーの記事一覧

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントする