カラーミーショップからBASEに移転した時のリダイレクト方法
長年カラーミーショップを利用してきたが、出品数が多くなると容量が足りなくなり、容量を増やすためには上位プランに契約変更しなければならなかった。
上位プランは商品が売れても売れなくても月額費用がかかる。
赤字になるほどではないが経費の多さが気になっていた。
そこで、香取慎吾がCMに出ているBASEの勢いが気になり調べてみた。
基本無料で売上1件ずつに対して費用が発生する最近よくあるタイプだった。
実際のカラーミーショップ1年間の売上データを利用して、仮にBASEで同じ注文が来ていたらどうなったかをシミュレーションしてみたところ、BASEのほうが利益が多かった。
売上が一定金額を超えればカラーミーショップのほうがコスパがよくなると思うが、売上が少ないショップはBASEのほうがいい。
ただ、これは費用に関する比較なので、必ずしもカラーミーショップが悪いというわけではない。
カラーミーショップは10年以上使っていて、いろいろ要望を出した事もあったが、ユーザーの意見を取り入れて常に改善してきた。
実際BASEに移転したわけだが、総合的な完成度はカラーミーショップのほうが上だと思うし、カラーミーショップのほうが使いやすい。
これはFC2ブログなんかにも言えるのだが、この印象は使う人のレベルによって変わる。
独自タグや関数などがあって玄人向け。
昔感じた例えになるが、アメーバブログとFC2ブログを比較した場合、気軽に更新したいライトユーザーはアメブロのほうが向いてるし使いやすいと思う。
ある程度知識が必要だが、しっかり個性を出してビジュアルも機能もカスタマイズしたいヘビーユーザーならFC2ブログのほうが期待に応えてくれる。
今回のケースも前者がBASE、後者がカラーミーショップ。
あと、作られた年代のせいもあるけど、FC2やカラーミーショップ、ヤフオク、楽天なんかと比べると、BASEやメルカリなどはスマホ世代をターゲットにした作りになってる印象。
「スマホひとつでかんたん出品!」みたいなね。
BASEで一番デメリットに感じるのがテンプレート。
見た目的に高度なカスタマイズをするなら有料テンプレートになるのだが、Appsが無料の公式テンプレートにしか対応していない。
AppsとはWordpressでいうところのプラグインのような機能拡張。
そのため見た目を取るか機能を取るかの二択になる。
BASEのメリットはコスパの良さと、どこまで続くかわからないが現在勢いがある事。
ユーザーがどのような利用の仕方をしているのか完全には把握していないが、通知を見る限りでは、商品がお気に入りに入れられたり、ショップがフォローされたりという反応が多く、まだ始めて数ヶ月だが月あたりの注文件数もカラーミーショップより多い。
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2024年1月追記:
BASEに移行して2年経過した感想。
専用アプリのPayIDからの購入、ショップや商品へのフォローが思ったよりも多く、売上も伸びている。BASEを利用するまではPayIDの存在も知らなかったし、もちろん利用もしたこともなかったから驚いた。
カラーミーショップにも昔カラメルという専用モールがあったが、現在サービスが終了している事からもわかるようにほとんど集客に繋がっていなかった。
あと、Googleのサービス(マーチャントセンター)などに無料でできる範囲でいいからしっかり登録しておくことで、Google画像検索やショッピング検索からのアクセスがカラーミーの時より増えている。時代も変わっているので単純比較は出来ないが、SEOでもBASEのほうが強い気がしてる。
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前置きが長くなったが、ここからリダイレクトの話。
リダイレクトとは、WEBサイトを開いた時に自動的に別のサイトに転送する事。
サイト移転したあと、旧サイトから新サイトにリダイレクトする事で、旧サイトのSEO効果(Google等の検索評価)を新サイトに引き継ぐ。
【FC2ブログからロリポップWordPressへ引っ越し】リダイレクト方法とconfでハマった話
上記記事でブログを記事ごとにリダイレクトしたように、それぞれの商品ページをリダイレクトするのが理想だが、カラーミーショップとBASEの場合、どちらもURLは自動で割り振られる商品IDを利用しているので、URLのいち部分を任意の文字列で一致させる事は不可能だった。
そこで、BASEショップで型番で検索した場合、検索結果URLには型番が含まれるので、それを利用する事にした。
商品ページに直接リダイレクトするわけではないのでSEO効果は低いかも知れないが、何もしないよりはマシかな。
商品ページ以外はトップページへ転送。
【BASEの設定】
商品タイトルもしくは商品説明内にカラーミーショップと共通の型番を入れ、BASEショップで型番で検索した時にその商品が表示されるようにする。
【カラミーショップの設定】
商品ページの独自タグ<{$product.model}>を利用して型番を取得し、BASEの検索結果URLに転送するために下記内容をデザインテンプレートの共通htmlに記載する。
<{if $tpl_name == "product"}> <link rel="canonical" href="BASEショップのURL/search?q=<{$product.model}>" /> <meta http-equiv="refresh" content="0;URL=BASEショップのURL/search?q=<{$product.model}>"> <{else}> <link rel="canonical" href="BASEショップのURL" /> <meta http-equiv="refresh" content="0;URL=BASEショップのURL"> <{/if}>
本来は<head>内に記載するのだが、カラーミーショップで<head>内に記載できる「headタグ内フリースペース設定」ではうまく動作せず、苦肉の策でデザインテンプレートの共通htmlを利用する。そのため<body>内に記載される事になる。
転送するまでの秒数を0にしても少し表示されるので、何も表示せずに新サイトへリダイレクトしたいなら、下記内容を共通cssに記載。
body {display:none;}
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301リダイレクト使えなくて困ってたので
助かりました ありがとうございます