それでも認めません!群馬県桐生市立新里東小学校6年・上村明子さん・いじめ自殺

いじめは明子さんが転校した1年後の5年生に始まった。
授業参観に訪れたフィリピン人の母の容姿について悪口を言われたのがきっかけだった。
林間学校で撮影されたクラス写真の複数の同級生の顔には「×」印が描かれていた。
クラス替えをした6年生からは無視が始まり、今秋には給食時に生徒達が勝手にグループを作り始めた。
明子さんはどのグループに加われず、教室の窓側で独りで食べていた。

「転校したい。どんなに遠くても歩く」と、明子さんは何度も両親にすがっていた。
学校側は明子さんの悪口を言う児童への注意や、班ごとで給食を食べるように指導。
しかし、状況は改善されなかった。

事件直前は、火曜・水曜と2日連続で学校を休んでいた。
木曜の校外学習に出席すると、同級生には「こんな時だけ学校に来るな」と責められ、母親に「もう学校に行きたくない」と涙ながらに訴えたという。

金曜日にはまた学校を休み、土曜日に首を吊り自殺。

明子さんが自殺前数日中に描いたとみられる「やっぱり『友達』っていいな!」と題した漫画が見つかった。
転校してきた小学5年の主人公「関口桜」が「これからよろしくお願いします」とあいさつし、担任教諭が「転校生なので仲良くしてあげてください」と紹介する場面などが描かれていた。

漫画01

漫画02

漫画03

漫画04

岸洋一校長は「よくない状況だったが、いじめの認識はなかった」と強調。

そんなはずはないと両親は調査を求める。
そして、調査結果が出た。

いじめがあった事は認めますが、自殺との因果関係は認められません。

んなアホな

この状況でいじめを上回る他の理由があるならそれを持ってこいよ。
それが無ければ誰も納得するはずないだろ。

まず、担任がよくないね。
こんなの生徒に注意しても逆効果なんだから、担任自ら明子さんと一緒に給食を食べて、ちょっと面白い話でもしながら、クラスの雰囲気を変えていくべき。
生徒が生徒なら教師も教師だよ。

関連記事:来世で幸せな生活をおくれる人になれるまで、さようなら。また、会おうね。

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4件のフィードバック

  1. 桐生小6いじめ自殺事件続報 動画あり

    「いじめ、なかったと言えず」 小6自殺で校長が漏らす 群馬  桐生市立新里東小6年の上村明子さん(12)が自殺した問題で、同小の岸洋一校長が「(上村さんに対する)いじめがなかったとは言い切れない」と市関係者に漏らしていたことが5日、分かった。岸校長は公…

  2. このようないじめによる自殺の事件があるたびに、学校側は判で押したような答えが返ってきますね。
    注意するだけだったら誰でも出来る、でもそこから一歩踏み込むのが教師であり学校であると思うんですよ。教職というものにプロ意識を持って欲しいし、管理する側は保身を大事にしているのならそれは『体を張って仕事をしている』とは言えませんね。
    俺さん、私は今の時代、子供が自殺をするということが非常にショックです。
    子供はどんな環境でも何があっても自殺をしないのが子供だと思っていました。
    それが近年、簡単に命を絶ってしまう、このこと自体が非常にショックなのです。

  3. 子供ってのは単純だから、ほんのちょっとしたきっかけでいじめが始まるけど、単純だからこそちょっとしたきっかけでいじめを止めさせる事もできる。担任教師が先頭に立って楽しい空気をみんなで共感できる場面を増やせば、自然に溶け込んでいけると思うんだよね。直接的に注意すれば子供は反発する。騙すわけではないけど、間接的に空気が変わるようにコントロールする必要がある。今までもこれからもいじめが無くなる事は無いと思うけど、ここまで追い詰めてしまう前にできる事はたくさんあると思う。金八先生とか昔の学園ドラマとかホームドラマとか、今見るとくさすぎるけど、くさすぎるくらいでちょうどいいんだよね。子供にはあれで通用するんだよ。先生自ら馬鹿になって子供を笑わせてもいい。ベタでも臭くても一生懸命接すれば子供には伝わる。
    ほんと嘆かわしい。どんな気持ちでこの漫画を描いたのかと思うと涙出そうになるよ。

  4. 悔しいよ
    なんと ならないのかな?
    この世の中
    腐ってるよ この学校
    この 校長 も 
    ほんと 悔しい
    なんとかならないかな?

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