【Lost Vape ORION】ハイグレードなPod AIO Kit | レビュー

SNS等で見る度に気になっていたORION(オリオン)
POD型は味はそこそこ出るようになったけど、評判の良かったminifitなんかも結局すぐ使わなくなったし、個人的にはまだ満足できる域まで到達してないんだよな。
サブ機や外出用ニコチン摂取機として最適とか、サイズや携帯性の優位だけならきっとまた使わなくなる。
でもやっぱ気になるなー。


ええいっ(ポチッ)


わいはオリオン座の下でオリオンを吸うんじゃあああああああ!

UNDER the ORION

【Lost Vape ORION】ハイグレードなPod AIO Kit | レビュー

【スペック】
幅:37mm
高さ:76.2mm(ドリップチップ込:93mm)
厚さ:13.5mm
重さ:87g
タンク容量:2ml
バッテリー:内蔵950mAh
充電:1.0A
最大出力:40W
POD(コイル):SS316L(0.25Ω*2、0.5Ω*1)
チップセット:Evolv DNA GO
保護機能:短絡保護、弱バッテリー保護、温度保護、低/高抵抗保護
付属品:マニュアル(日本語あり)、ストラップ、USBケーブル

【操作方法】
パフボタン5連打 ロック/アンロック
パフボタン2回連打でバッテリー残量確認
白=95~100%
緑=70~95%
黄=30~70%
赤=15~30%
赤点滅=0~15%
アジャストボタンで出力調整。
赤=HIGH
青=MIDDLE
白=LOW
パソコンに繋いでもっと細かく調整できるらしいけど、3段階で十分だと感じてるので試していない。
パフ時も同じ色が点灯する。
リプレイモードの時は緑。
ロック時に押すと紫。

【リプレイモードについて】
美味しかった時にアジャストボタンを3秒長押しするとリプレイモードになり記録される。
解除するまではリプレイされて同じ吸い心地になる。
これによって、美味しかったドローが繰り返し楽しめるだけでなく、温度管理によってドライヒットの予防やコイルの寿命を延ばす事にもなるらしい。
再度長押しするとリプレイ解除。
PODの脱着でもリセットされる。

【Lost Vape ORION】ハイグレードなPod AIO Kit | レビュー

PODはパフボタンの上のボタンをスライドさせて脱着。
装着する時はそのまま押し込めばカチャっとはまりそうなもんだけどそうではない。
しっかりボタンをスライドさせて押し込まないとはまらない。

【Lost Vape ORION】ハイグレードなPod AIO Kit | レビュー

エアフロー調整リングが指一本で回るくらいの緩さなので不意に回ってしまいそうで気を使う。
もう少しきついほうが好み。
画像検索してみると溝があるのとツルッとしてるのがあるから、回しやすいように形状と共に緩く改良されたのかも知れない。

【Lost Vape ORION】ハイグレードなPod AIO Kit | レビュー

パフボタンの位置が中途半端で、見ないで吸うと上のスライドスイッチのあたりを押しがち、ひどい時は逆側面にボタンを探したりする
トップのタンクの蓋部分がパフボタンだったらすごく押しやすかったと思う。(たまに間違って押してる)

【Lost Vape ORION】ハイグレードなPod AIO Kit | レビュー

全体的に作りはしっかりしてるけど、アジャストボタンが少しカチャカチャする。
あと、アジャストボタンの上にLEDランプがあって、これで様々な状態を確認するけど、ランプが小さい上にアジャストボタンに近いから、ボタンを押す時に指でランプが隠れがち。

【吸ってみた感想】
2回目のリキチャくらいから美味しくなってくるけど、味はすごく濃いというわけではない。
俺が評価するクリアロの上位クラスには及ばない。
でも中位クラスのクリアロよりは出るから「PODタイプの割には良い」というレベルは超えてる。
ミスト量がそれなりにあって満足感がある。
出力調整できない、または3段階くらいしかできないタイプは、最大にしても出力が物足りなくて使わなくなってしまう事が多かった。
でもこのORIONはLOWやMIDDLEでも満足できる吸い応えがある。

リキッドにもよると思うけど、俺の常飲リキッド(ニコチン入り)をHIGH(赤)で吸うとむせそうになる。
これはDL向きのクリアロで無理やりMTLした時に似てる。
「味が濃い」とは違う喉への刺激が強いのでLOW(白)やMIDDLE(青)でリプレイしてる。
この刺激が俗に言うスロートキックやスロートヒットと呼ばれるものだと思うけど、赤で美味しく吸うためにはニコチン濃度で調節するしかなさそう。

0.25Ωと0.5Ω両方吸ってみたけど喫味に極端な差は感じない。
設定次第ではどちらでもDL、MTL共に可能。
でも、HIGHでエアフローを絞ると熱くなるし、コットンの量も結構違うから、素直にMTLなら0.5Ωでエアフロー絞って、DLなら0.25Ωでエアフロー開けたほうが快適。

ノンニコDL、ニコ入り半MTL、ニコソルMTL、リキッドと吸い方を変えていろいろ試したが、どれでも満足いく調整ができる。
コイルの種類や出力・エアー量で吸い応えを調整できるのはごく普通の機能だけど、高い精度で幅広く調整できるものは意外と少ないから、純粋にこれはすごい事だと思う。

【総評】
小さく薄い形状なのでポケット携帯に適してる。
ジュルジュルやドライヒットや漏れなど運用面でのマイナス点はなく、出てくるミストも安定して美味しい。
バッテリーは、プライベートの長時間の外出には不安なのでサブ機になってしまうが仕事用では十分。
値段が高いので買う事を躊躇していたが今ではもう1個欲しいくらい。
煙草に近いドローやキック感も可能なので紙巻きタバコからの移行者にもオススメ。

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